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<< 幕が上がる2回目鑑賞〜ネタばれ注意〜 | main | 2015年04月08日のつぶやき >>
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幕が上がる3回目鑑賞〜シナリオガイドブック出してくれないかな・・・演出ノートみたいなものだし良いんじゃないか?〜


昨日幕が上がる、3回目の鑑賞してきました!@イオンシネマ岡崎レイトショー
前回見つけられなかったサイン入りポスターは、発券カウンターの後ろに飾られていました(^ ^;Δ フキフキ
岡崎らしく、おかざえもんの似顔絵付き(^^)

全国行脚達成記念ポストカードもまた貰いました(2枚目)
手にいれらていない方で欲しい方はご連絡ください、一枚さしあげます(^^)


3回目も涙腺崩壊でした。
実は自分って複数回劇場で映画を観ることってほとんど無い人なんです。
数えるほどしかない・・・

踊るは別格で除くと、後はもしかしたらサマータイムマシンブルースとスイングガール位しか思い出せない。

そんな数少ない複数回観た映画でも、どこか眠たくなったりしてDVDだったら早送りしようかと思う箇所もあったりするんですよね。

でも不思議と幕が上がるにはそれが無い。
毎回2時間があっと言う間に感じる。

確かに季節の移り変わりと言う時間経過は早いかもしれないけど、決してスピーディーに感じるわけではないんですけどね。

あれ?もう吉岡先生登場だっけ?
あれ?もう駅のホームのシーン?
あれ?もうラスト。。。

そんな感じなんですよね、不思議と。


件名に書きましたがシナリオガイドブックが欲しいなぁ〜〜と思いました。
読んでいないと思いますが、本広さん、shindoさん、是非お願いしますm(__)m

劇中でもさおりが書いた演出ノートはとても象徴的です。
この作品の全体像を書き残せるものとして、シナリオガイドブックが読んでみたい・・・そう思いました。


幕が上がると幕が上がるその前に・・・その他色々露出している映像をみながら、この幕が上がるプロジェクト(?)の全体像は何者なんだろう?って言う興味がわいてきました。

確かにももクロのデビューからの軌跡とリンクしている気がする。

 「壮大なドキュメンタリー」と言う感覚なのかな?

はじクロと言うももクロのドキュメンタリーが序章であること・・・
ももクロが演じる映画:幕が上がるはある意味、銀河鉄道の夜と言う演劇を演じている彼女たちのドキュメンタリーのような感覚。
その”ドキュメンタリー”を追った幕前と言うドキュメンタリー。
さらに完成披露から全国行脚も追っている。

これだけで既に構造が何層にもなっている気がする。


そして舞台:幕が上がる。

そこが「壮大なドキュメンタリー」としての到達点なんだろうか?


ちょっと話がそれます。
平田オリザさんと本広さんの演出方法って結構対極なものじゃないのかなって思います。
(演出や演劇のシロウトのたわごととして読んでくださいね)

オリザさんは「もう少し間を空けて」とか具体的に演出する。
演ずることのイロハから叩き込んでくれたんでしょうね。

その経験を経た上で本広さんは彼女たちに裁量を与えながら責任を持たせている。
ももクロが始まってから経験してきた全てを背負わせて絞り出させた演技だからこそ、あの”難しい芝居”は心を打つんだと思った。

 2度と出来ない演技

それを切り取ったんだろうなと思う。


しかし次は舞台。
映画劇中でも語られているが演劇は計算された同じ芝居を高いレベルで何度でも正確に演ずることが求められる。

 2度と出来ない演技ではだめ

ということになる。


その”負荷”を彼女たちにかけるというステップが何を意味するのか?
舞台:幕が上がるはプロジェクト全体のどういう役割を担っているのか?
とても興味がわいてくる。


本広さんはなんらかしらの到達点をイメージしているのかな。
前のブログでも書いたが”使命感”を全うするイメージがあるのかな。


あったとしても・・・
随分遠くまで来たような気がしても・・・

きっと届かないんでしょうね。


「私たちは舞台の上でならどこまででも行ける」


そんな彼女たちなんですから。


彼女たちのことはほとんど知らずに観た初回は、彼女たちのこと知らなくても感動できる秀作だなぁ〜〜と思いました。

ある意味”ももクロ”じゃなくても良かったのかも・・・とも思いました。


でも幕が上がる、幕前、はじクロetc、少しずつ情報が短期間に増えてくるにつれ、全体像を俯瞰しはじめて見えてきた。

これは彼女たちの映画だ。(ちょっと遅い?(^ ^;Δ フキフキ)


きっとこのプロジェクトの到達点って無いんでしょうね。
これは決してたどり着くことが出来ない不安と戦いながら、歩みを止めない勇気を振り絞っている彼女たちそのものなんだし。



追記
以前どこかで「本広さんの撮ったドキュメンタリーが観てみたい」と書いたことがある。
UDONの一部シーンはドキュメンタリーっぽいなって嬉しかった覚えがあります。

その時は鎌仲ひとみ監督が撮ったような映画を創ってみて欲しいという意味合いで書きました。
その気持ちが今でも無い訳ではありませんが、今回の幕が上がるプロジェクト(?)は想像を超えるスケールの大きさで撮ってくれたドキュメンタリーですね。

さすが巨匠ですなぁ〜〜〜(^^)


追記2
自分はモノノフではありません。
そもそもモノノフの定義すら知らないし、本広さんがモノノフじゃないって言っているくらいなので(^ ^;Δ フキフキ
* 23:53 * comments(2) * - *
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* 23:53 * - * - *
 コメント
はじめまして。
『幕が上がる』・シナリオで検索しておりましたらたどり着きまして。
思わずコメントをさせていただきます。

ワタシも同じように、始めから泣きっぱなしデシタ。
仕事柄、洋邦問わず映画はそれなりの本数を観る方ですが、邦画で2度劇場に足を運び、メイキングまで劇場に観に行ったのは初めての経験でした。

特に、本広信奉者でもありませんし、モノノフでもないのですが、
未だに走れ!のMVを観ても目頭が熱くなるような思いをしております。

なんだか同じ方がいて嬉しくなりまして、コメントを残させていただきました。


シナリオ欲しいですよね〜!!!
月刊シナリオ等もチェックしているのですが、掲載されないですね。

お互い巡り合えるコトを祈って☆


突然、失礼いたしました。
** markn * 2015/06/20 4:32 PM *
marknさん、はじめまして。
コメントありがとうございます(^^)

自分は元々あまり映画を観る方じゃなかったのですが、踊る大捜査線にはまって映画館に行くようになったんです。(特に邦画)
それが縁で本広作品はずっと観てきました。

"シナリオガイドブック"は踊る大捜査線が公開される際に必ず出版されていて、読み応えがあり好きでした。

幕が上がるには自分もめっちゃはまったので、今回もあるといいなぁ〜〜って思ったんです。

追伸
自分も走れ!のイントロが聞こえてくるだけで、目頭が熱くなります(^ ^;Δ フキフキ
** Dreams管理人 * 2015/06/20 4:48 PM *
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